ジャングルブルワリー代表・島袋尚美の経歴とクラフトビール事業の歩み

こんにちは、JUNGLE BREWERY(ジャングルブルワリー)スタッフです。

JUNGLE BREWERY(ジャングルブルワリー)は、代表 島袋尚美の「環境に優しい国産のクラフトビールを作りたい!」という想いに共感したスタッフで運営している、クラフトビールのメーカーです。

今回は、私たちジャングルブルワリーの代表・島袋尚美が、どのような想いでこの事業を始めたのか、その経緯やビジョンについてご紹介します。

代表がどんな人柄で、なぜクラフトビールの世界に飛び込んだのか、ぜひ知っていただけたら嬉しいです。

なぜ島袋尚美は起業を選んだのか。経歴をご紹介

会社員から経営者へ―価値観が変化したきっかけ

島袋は大学卒業後、証券会社にシステムエンジニアとして入社しました。安定した大手企業でのキャリアに安心感を抱きながらも、2008年のリーマンショックをきっかけに、世の中の「安定」という価値観が揺らぎました。

「このままで本当にいいのだろうか?」

そう自問し、「せっかくなら外資系の企業で海外留学の経験を生かしたい」と思い転職したIBMでも、海外転勤のキャリアパスが見えずに悶々と過ごす毎日が続きました。

そんな中で「仕事が面白い」と生き生きと語る経営者に出会い、「全力で自分の人生の成果を追い求めていいんだ」と視野が広がったことをきっかけに経営者としての道を歩み始めます。

その後、28歳で会社を辞め、独立。2016年には株式会社ゆいまーるを設立し、多様な事業を展開しています。

参考:改めまして、自己紹介(経歴)|日本を元気にしたいパッション社長 島袋尚美 の日々のつぶやき

島袋尚美のビジョン

「若者のエンパワーメントを通じて、日本を元気に」

この言葉は、弊社のミッションであり、島袋尚美のビジョンでもあります。

私たちジャングルブルワリーは「たのしいはツクレル」というコンセプトのもと、少年のような、「遊びゴコロ」溢れるビールづくりをするために事業を開始しました。しかしその裏には、「日本の農産物のブランド化、第六次産業の拡大に貢献したい。日本を元気にしたい」という想いがあります。

参考記事:「日本の食料自給率を上げたい。」JUNGLE BREWERY(ジャングルブルワリー)の裏にある島袋尚美の密かな願いを綴ります。

また、ITエンジニアに特化したキャリア支援を行う「Itoop」やキャリア支援サービス「Carellia」など他の事業でも、若者が自分らしい働き方を選べるようサポートしています。

クラフトビール事業もその他の事業も、すべては「若者のエンパワーメントを通じて、日本を元気に」という島袋尚美のビジョンから生まれたものです。

島袋尚美がクラフトビール事業に参入した理由

アメリカでのクラフトビールとの出会いが事業の転機に

島袋がクラフトビールに強く惹かれたのは、アメリカ留学中に夫との出会いを通じてでした。もともとビールが苦手だった島袋でしたが、夫の影響でクラフトビールの世界に触れ、その多様な香りや自由な発想に魅せられたといいます。

同時に、当時は輸入ビールが多く、クラフトビールの輸送にかかるコストや環境問題に対して疑問を感じていました。

だったら、「日本の原料で日本人による日本のクラフトビールを作ろうじゃないか」と思い、クラフトビール好きの仲間に声をかけて立ち上げたのがJUNGLE BREWERYです。

現在は、規格外野菜を活用したアップサイクルなビールづくりを通して、日本の農業や生産現場が抱える課題に、ビールという切り口からアプローチしています。

参考:【インタビュー】和菓子に合う? 廃棄野菜で作った新しいクラフトビール『フルムーンラビット』 – ライブドアニュース

アップサイクルなビールづくりを始めたきっかけ

「たのしいはツクレル」をモットーに、地域の食材を生かしたクラフトビールづくりを続けてきた中で、北海道の小豆の生産者さんと出会ったことが、アップサイクルなビールづくりのきっかけになりました。

当時は新型コロナウイルスの影響により飲食店の休業が相次いでおり、野菜農家の販路の減少により、大量の小豆が余って困っているとのこと。このような現状を知った島袋は、力になりたいと一念発起し、廃棄予定の小豆を購入。ビールの副原料として使用することを決めました。

この小豆のビールは、和菓子に合うクラフトビールとして注目を集め、「ジャパン・グレートビア・アワーズ2021」にて金賞を受賞しています。

この出会いをきっかけに、日本の規格外野菜の廃棄量削減に貢献する、アップサイクルなクラフトビールづくりが始まりました。

参考記事:廃棄野菜を活用したクラフトビール『FULL MOON RABBIT』〜ビールを通じて「たのしいはツクレル」を世の中に広げるJungleBreweryの軌跡

ジャングルブルワリーのこれから

新シリーズ《YORIMICHI》誕生の背景

「アップサイクルなクラフトビールを作ることで、日本の農業を応援したい」という思いを受け継ぐ形で誕生したのが、新作の《YORIMICHI》シリーズです。

《YORIMICHI》は、「ビールを通じて社会課題に楽しく貢献する」ことに特化した商品です。難しく考えがちなSDGsやアップサイクルという課題に対して、美味しいビールを楽しむだけでそこに貢献できる、たのしく社会課題に貢献できる。そんなビールを作りたいという想いが込められています。

シリーズ名の《YORIMICHI(寄り道)》には、「人生も食材も、ちょっと寄り道した方がおいしくなる」という想いが込められています。規格外というだけで市場に出られなかった日本産の野菜や果物たちに、もう一度スポットライトを当て、クラフトビールという形で届けていく。ここにも、「日本を元気にしたい」という島袋尚美のビジョンがしっかりと息づいています。

第2弾は生姜のクラフトビール!

現在、《YORIMICHI》の第2弾の製造準備を進めています。今回は熊本県産の規格外の生姜を使う予定です。皆さまにまた新しいワクワクを届けられるよう、スタッフ一丸となって準備しています。

リリースは今秋を予定しています。新しい寄り道の一杯を、どうぞ楽しみにお待ちください。

おわりに

今回は、私たちジャングルブルワリーの代表・島袋尚美のこれまでの歩みや、クラフトビール事業への想いについてご紹介しました。

島袋の原点には、「ただ美味しいものを作るだけではなく、社会や地域が元気になる仕組みを作りたい」という強い想いがあります。私たちスタッフもそのビジョンに共感し、日々のビールづくりやイベントの運営に取り組んでいます。

今後の新しいビールや取り組みもぜひ楽しみにしていてください。

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【JUNGLE BREWERY(ジャングルブルワリー)】

『たのしいはツクレル』をテーマに、島袋尚美をはじめとするビール好きが立ち上げたクラフトビール事業。フードロスの観点から規格外野菜を活用し、SDGsに特化したアップサイクルなクラフトビールづくりを行っています。
▶Instagram:https://www.instagram.com/jungle_brewery/?hl=ja
▶X:https://x.com/staff64189174

【島袋尚美(株式会社ゆいまーる 代表取締役社長)】

『若者のエンパワーメントを通じて、日本を元気に』を理念に、2016年に株式会社ゆいまーるを設立。JUNGLE BREWERY(クラフトビール事業)、Itoop(ITエンジニアキャリア支援/ITコンサルティング)、Carellia(キャリア支援)など複数の事業を展開。ママ社長として、2児の子育てにも事業にも奔走中。
▶HP:http://yuima-ru-tokyo.com/
▶広報部note:https://note.com/yuimaru_tokyo